●GratefulDeadとダンシングベアー
Grateful Deadってご存じですか?1965年からリーダーのジェリーガルシアが亡くなる1995年までライブを中心に活動したアメリカのロックバンドです。彼らがデビューした経緯、その音楽活動やカリスマ「Jerry
Garcia」の思想に触れる部分はZepさんのページ「今から始めるGrateful
Dead」に詳しいので割愛しますが、僕らの愛するベアーのルーツはこのGrateful Dead(以下Dead)に関係があります。1965年のデビュー時からDeadの音楽をこよなく愛し、駆け出しのメンバー達の公私に渡る経済的支援者であったOwsley
Stanley氏の風貌がベアーそっくりで、皆に「クマさん」と呼ばれていました。彼の通称「Bear」がいつの日にかユニークなアートワークになり、1970年のDeadのアルバム(リリースは1973年)「Bears
Choice」のウラに書かれました
クレディットには RECORDED BY
BEAR AND PRODUCED BY OWSLEY STANLEYとされ、1970年2月13日と14日の両日ニューヨークのFillmore
Eastで行われたライブの曲を「クマさん」ことOwsley Stanleyが選んで「Bears Choice」となっています
■■■2001年 1月10日追記■■■
*Owsley
Stanley氏よりの文面(赤字)*
■The
little bears found in the form of stickers and stuffed dolls
are taken from Bob Thomas' album cover art. The photo to the
right shows the source of the design of the bear motif on
Bear’s Choice. It is a 36 point lead type-slug a generic bear,
a standardised figure from a printer's font of type, which
one I don't know. Bob Thomas gave this one to me and said
it was the inspiration for the circle of little multi-coloured
marching bears on the back of Bear's Choice. I guess you have
realised by now that the bears on the album cover are not
really "dancing". I don't know why people think they are,
their positions are quite obviously those of a high-stepping
march. You can also see what some people think are "bibs",
are actually the chest fur of the bear.
■*ボブ
トーマスのアートカバーからとられた小さなクマ達は ステッカーやヌイグルミ等の色々な形になり良く見かけるように なりました。下にある写真は、Bear's
Choiceに書かれているクマの モチーフのデザインの元になったものです。これは、36ポイント活字、 鉛インテル(*訳注〜タイプライターの特注タイポ)の一般的クマ像です
私はどのタイプライターの物だかは知らないが、これは標準的な、クマの形状をとったタイプライターの
フォントタイプです。ボブ トーマスが私にこれをくれて、 そして彼は私に "これはBear's Choiceの裏に描かれている
輪になり色とりどりのカラーで行進をしている小さなクマ達のインスピレーションだ!"っと言いました。 私は、アルバムのカバーのクマ達は実は踊っていないと言う事を、
君たちがもう既に気付いていると思っている。私はなぜ人々がそう 考えるのかは分からないが、どう見てもクマ達のポジションは足を
高く踏み出している行進姿です。それと人々がよだれかけ(カッターorビブ)だと思って いる物、あれはどー見てもクマの胸の毛だよ(笑)
*訳注 ボブトーマス ..BEARS
CHOICEのアートデレクションをした人
■このベアー達は他に数種のパターンがあり、走っているもの、腹を抱えて笑っているもの、...などがあります。現在ではデザイン登録されていますが、まだ未登録だったころの1995年前後にSTUSSYがTシャツのモチーフに使用しています(走っているベアー)。実際に私(miki)のコレクションにあり、びっくり!しています。
Owsleyさんの文にあるように、「ダンシングベアー」はモチーフの呼称としてつけられたものであり(一説ではGrateful
Graphics社が最初)、アルバムBEARS CHOICEのアートワークの時点では「Row of Bears(クマの行進)」のイメージだったようです。モチーフタイトル「Row
of Bears」はGrateful Graphics社のTシャツで有名ですね。
*オーズリー氏からの手紙はあるDeadheadの協力のもとに、ベアーの最初のアートワークについて語っていただいたものです
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