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Topics :時事ネタです。その時々のおもしろい話題を、ベアー、GratefulDeadと様々な視点からチョイスします
Sales promotion Goods :ビーンベアーのマニファクチャー「Liquid Blue」の販売促進グッズを紹介しています
Dead Heads :ビーンベアーを生んだルーツ、伝説のロックバンド「Grateful Dead」のファン達のあれこれ
Liquid Blue Bear :リキッドブルー社の社員用に160体しか配布されなかったUltimate Bearの紹介
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FOM Magagine
バックナンバー
1. ダンシングベアー
2. 2つのバーサ
3. キャシディとラルフ
4. バックステージパス
5. 特集T.O.O Part1
6. 特集T.O.O Part2
7. Strange Trip in BayAREA 1
8. Strange Trip in BayAREA 2
9. Strange Trip in BayAREA 3
10 特集Devotion The inside Story
11. 14インチ生産中止
12. シリーズA Cubs
13. ペアなベアー達
14. 特集True Story of CASY JONES
15. デュプリーとイーソウ
16. 限定マーディグラ
17. 2001年夏/Las Vegas
18. ジョナサンインタビュー
19. ラッキー&フリーダム
20. テラピンストーリー
21. High Sierra Msc,Fes02
   


 

 

ビーンベアーのカメカメ達 (2002.05.28)

さて今回はED4より突如出現した、テラピンをはじめとする異色のカメ達の話題です


Edition 4 で登場し、ビーン・ベアー・ファンを脅かせたGrateful Dead Bean Bear Collectiblesの中でも最もユニークな存在であるテラピンと、それ以後のEdition 5, 6, 7と続いたテラピン系ビーン・ベアー?!に今回はスポットライトを当ててみました。テラピンとは日本語でイリエガメ(?)の事を指し、アメリカ合衆国メリーランド州の州の爬虫類にも指定される程ポピュラーな生き物でもあります。
一般にカメを指す単語としてタートルを思い浮かべる人が多いと思いますが、英語圏での「タートル」は主に海ガメを指す単語です。


 


●Terrapin

Edition 4では、最初のテラピン系デザインでまさにそのものズバリの名前で登場したテラピン。デットヘッズであればテラピンと聞くと1977年の7月にリリースされたGrateful Deadの14番目にあたるアルバム、テラピン・ステーションを先ず思い出す事でしょう。

アルバムのほとんどの曲にテラピンと言う歌詞が入っていますので、テラピン・ステーションはまさにテラピン尽くしのアルバムであります。アルバムの最初の曲である“Lady With A Fan”は、テラピンと言う単語は歌詞には登場しませんが、コンサートでは必ずと言っていいほど、“Terrapin Station(曲名)”の前に演奏されたので、ライブ・アルバムのセットリストでは曲名が省略される事があるようです。


アルバムのカバーには、田舎のテラピン駅のホームでタンバリンやバンジョーを持って楽しそうに演奏をしている2匹のテラピンが描かれています。このカバーアートのイメージからテラピンもダンシング・ベアーと共にデットを象徴するアイコンになるのでした。

もちろんテラピンの誕生日にあたる1977年2月26日のGrateful Deadのコンサートでは“Terrapin Station”が最初のセットの1番目に演奏されました。


●Aiko(IKO)

Edition 5では、斬新は紫系の色で我々をアッと言わせたテラピン系第2弾のアイコ。アイコはGrateful Deadが演奏する曲の中でも特に陽気に満ちて歓喜に溢れている曲“Aiko Aiko” (“Iko Iko”と書かれたりもします。)から名付けられました。この曲はもともと伝統的なフォークソングの1つだと言われていますが、実はこの曲のルートは今から約50年前にさかのぼるのでした。

New Orleansで歌手活動をしていたJames Crawfordによって書かれた“Aiko”は、最初の頃“Jockomo”と言う曲名で呼ばれていました。“Jockomo”は古い神話の中で道化師(特に、王族に雇われた者)を現し、西インド諸島なまりの強い歌詞により、いっそう曲を陽気なイメージにさせ、たちまちMardi Gras(New Orleansのお祭り)で人気の高い演奏曲になったのでした。

ハデなインディアン部族の格好で登場して演奏をしていたJemesのバンドSugar Boy & Cane Cutters(地元の人達にはChapaka Shaweezの名で親しまれていた)は、たちまちMardi Gras(マーディグラ)で1.2を争う人気バンドになったのでした。
ジャズのメッカNew Orleans生まれのJamesにとって、リズムと歌う事はごく自然な事で、12歳になる頃には、ステージ裏に忍び込みジャズミュージシャンの演奏を聞く事によってピアノを独学し、1951年に近所の仲間とバンドを結成してからは広く人々に知られるようになるのでした。ローカルラジオで紹介された時に、ちゃんとした名前が無かった彼等にラジオの司会がChapaka Shaweezと名付けたのでした。

1952年に最初のレコーディングをしますが、この時リリースしたレコードはあまり売れなく、現在一部のR&Bマニアの間で伝説的レコードになっているらしいですね?!最初のレコーディングの際にプロデューサLeonard Chessがバンドの名前をChapaka ShaweezからSugar Boy & Cane Cuttersに改名しました。それから数年後の1954年に“Jockomo”が作曲されレコーディングをしました。

“Jockomo”がいつの頃から“Aiko”または“Iko”と呼ばれるようになったのかわ分かりませんが、Grateful Deadのコンサートでは数々のライブバージョンが存在し、“Aiko”の曲をコレクトしているHeadsも存在しているそうです。アメリカではスポーツイベントや学生のパーティ、チアガールのバックミュージックなどGrateful Dead以外にも数々のバンドがこの曲を演奏しているので誰でもふと何処かで聞いたことがある曲のひとつではないでしょうか。楽しく陽気なフレーズを口ずさむと、紫色したカメのアイコが彼方の頭の中で踊っていれば、彼方も立派なGrateful Dead Bean Bear コレクターです。


●Lazy Lightning

Edition 6では、甲羅に名前の一部であるLightning(稲妻)が描かれた斬新なデザインで、またしても我々をアッと言わせたテラピン系第3弾のレイジー・ライトニング。全体的には明るい青系のカメですが、稲妻の左右にはテラピンやアイコから受け継いだような色合い(稲妻の右側はテラピンの緑色、左側はアイコの紫色)でありテラピン系ビーンベアーの進化が感じられます。レイジー・ライトニングの明るい青系のボディーは名前の一部であるLazy(眠気を誘う)を連想される色でもあります。

レイジー・ライトニングの名前の由来は、Bob Weir作曲の“Lazy Lightning”から来ています。LightningをLightnin’と書てある場合もありますが、Lightnin’はLightningの造語であります。“Lazy Lightning”には、“Terapping Station(曲名)”同様にいつも一緒に演奏される曲“Supplication”がありますが、こちらは“Lazy Lightning”の後に演奏されることがほとんどです。

1976年のスタジオ・アルバムKingfishの一曲目に“Lazy Lightning”が収録されてあり、もちろん2曲目には“Supplication”が収録されています。

70年代後半から80年代前半まで、“Lazy Lightning”と“Supplication”はコンサートでよく演奏されていたが、それ以降はあまり演奏される事が少なくなりました。レイジー・ライトニングの誕生日にあたる1983年10月18日のコンサートでは、最初のセットの後半に“Lazy Lightning”と“Supplication”は演奏されました。



●Stealie

Edition7では、レイジー・ライトニングから受け継いだ稲妻の甲羅と、もっともGrateful Dead関係らしいネーミングと色合いで登場したテラピン系第4弾のスティーリー。背中の甲羅のデザインは、Dead関係の稲妻デザインの典型的な色合いである稲妻の右側が青で左側が赤でまとめ、ボディーは薄暗い灰色のスティーリー。名前の由来はもちろん骸骨の頭に稲妻が描かれたGrateful Dead1番のアイコンであるSteal Your Faceであります。

1974年の6月にリリースされたGrateful Dead13番目のアルバム “Steal Your Face”のカバーに描かれたこのイラストはOwsley Stanley(ベアー)のアイデアをもとにBob Thomasが描きました。

13番目のアルバムを記念するかのように稲妻には13の角が存在し、その13の角がこの絵のトレードマークにもなっていまが、亜流として頭の稲妻を差し替えたデザインが数多く存在し、このイラストが与えた影響を物語っています。アルバム“Steal Your Face”との混同を避けてか、このイラストにStealieと言うニックネームが付くのでした。その他にもSYF等とも呼ばれています。そして、“He’s Gone”と言う曲の歌詞にSteal Your Faceと言う言葉が出てきますが、この歌詞じたいもSteal Your Faceのイラスト誕生に何かしらの影響を与えている事でしょう。

あまり知られていない話しですがスティーリーは、デットベアーでは珍しく外国生まれであります。スティーリーの誕生にあたる1972年4月17日は、“Europe ’72 Tour”の最中であり、この日はデンマークのコペンハーゲンでのコンサートでした。ですからスティーリーはデンマーク産テラピン?なのです。この日のコンサートでは、名前由来の遠縁にあたる曲“He’s Gone”がアンコールの中で演奏されました。



Grateful Deadのテラピン以外に、アメリカで有名なテラピンにメリーランド大学のマスコットのテラピンがいます。



このテラピンにはTestudo(テストゥード)と言う名前が付いていますが、メリーランド大学のバスケットボールチームが大学の長い歴史の中で今年初めて大学全米一位になった為、メリーランドテラピン名で一躍脚光をあびるのでした。こちらのテラピンは、ノンビリ平和そうなDeadのテラピンよりも攻撃的な印象を受ける出で立ちです。色々な所に色々なテラピンがいるようですが、全てのテラピンが人々に愛されている事でしょう。

 




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